昔から歯医者が嫌いで、見て見ぬふりしてきた親知らず・・・。
このたび口腔外科で通院して2本同時に抜歯してきました。
抜歯することを決意してから抜歯する当日までずっと不安で不安で。
ネットで同じような方を検索してはちょっと怖気づいたり、でも少し救われたりもしました。
今回はそんな抜歯当日の様子を赤裸々に、その後の痛みや費用などについてお話します。
結構リアルな部分もあるので、怖がらせたらごめんなさい…笑
歯のスペック
今回抜歯した親知らずの詳細です。
- 右上の親知らず→まっすぐ生えている
- 右下の親知らず→半分埋まってる状態・ちょっと斜めに生えている・神経に近い
10人に1人ほどの確率で、親知らずが神経と近い人がいるそうです。
私ドンピシャでした。レントゲン・CTを撮って確認してみると、近いというかくっついてました。笑 いや笑いごとじゃないw
イメージ図↓赤い線が神経です。
・・・(;'∀')
上の歯には神経は通ってないので5分くらいですぐ抜けるらしいんですが、下は慎重にしないといけないからけっこう時間かかりますとのこと。
もし神経を損傷してしまったらしびれが残ってしまうこともあるらしいです…。
確率でいうと100人に1、2人ぐらい。
もし痺れが残った場合、早ければ2、3日、遅ければ1年ぐらい痺れが続くんだそうです。その場合は薬を飲まないといけないとのこと。
当日、抜歯の様子~病院~
抜歯開始
14時にスタート。
最初に塗るタイプの麻酔をしました。これは次にする針タイプの麻酔の痛みを軽減するための麻酔でした。
だんだん痺れてきたところで針タイプの麻酔。少しチクチクするけど、全然耐えられる痛みでした。
けっこうブスブスと麻酔を打たれたところで、時計の針は14:10くらい。
いよいよ抜歯していきます!まず右上の親知らずから。
顔にタオルをかけられます。視覚がなくなると、耳が余計によく聞こえる不思議w
先生が器具を使ってものすっごいチカラで歯をグイグイしてきます。
顔をもっていかれそうになるので、わたしも寝そべっている台に手をかけて必死で体を固定w
メシメシ…って聞こえてきて、心拍上昇(涙)でも全然痛みを感じない。
先生「痛かったら手あげてね」と言いつつ、思いっきりチカラ入れる。
うあ~もういやや~!!!と思ってたら、
先生「もう抜けたからね~」
知らん間に抜けてました(笑)この時点で14:13くらい。上はあっという間に抜けました。痛みはまったくなし。
しかし!問題は神経にくっついてる下の親知らず!しびれが残るかもしれない恐怖で手汗がハンパなかったです。
先生「全然抜けなかったら、砕きながら抜くからね」と…。
とりあえずどんな形であれ、神経が損傷しないように祈ってました。
口に器具を固定されて歯茎を切開。わたし刃物系が超絶苦手…。でも全然感覚がなくてわかりませんでした。
そしてまた先生のチカラでグイグイ顔をもっていかれ(涙)
上の歯よりやっぱり時間がかかってる様子。でも痛みはまったく感じません。
[st-kaiwa1もう早く抜いてくださいー![/st-kaiwa1]
何度か繰り返してようやく下の歯も抜けました!
切開したので糸で縫っていきます。想像しただけで痛いですが、これも痛みはまったく感じず。
最後にガーゼを詰め込みました。このガーゼは溶けるタイプで、飲み込んでしまっても大丈夫とのことでした。その上から普通のガーゼを噛んで止血します。
この時点で14:30。このあと10分間は、血の様子をうかがいながらじっとしていました。これにて抜歯は終了。
先生から注意事項の説明がありました。
- 予備のガーゼを渡すので、止血するまで噛んどいて。
- 麻酔はあと1、2時間で切れるので、帰宅したらすぐ薬を飲むように。
- 麻酔が切れるまでは熱いもの禁止。
- うがいはしないで。
1週間後の抜糸の予約をして、これにて終了。
親知らず2本の抜歯費用
費用は4,720円でした。レントゲンとCTは含まれてないです。
初診でCT撮ったときの費用は5,410円でした。
処方された薬
- ジクロフェナクNa錠25mg・・・痛み止め7日分
- レバミピド錠100mg・・・胃粘膜保護7日分
- セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg・・・抗生物質2日分
痛み止めはロキソニンより強い薬のようです。
胃が荒れやすいみたい…。速効性はロキソニンのほうが強いみたいです。
当日の様子~帰宅後~
病院の帰りに、夜ごはん用のゼリーやヨーグルトを大量に購入しました。当日はあまり口が開かないため、柔らかいものが良いみたいですね。
15:30 先生に言われたとおり薬を全種類飲む。ガーゼを30分おきくらいに替える。
↓
17:30 麻酔が切れはじめる。痛みはまだなし。ガーゼを噛むのをやめた。口の中は血の味。
↓
18:00 ちょっと歯が痛むような痛まないような感じ。
↓
20:00 左側の歯でゼリーと杏仁豆腐を食べる。鈍痛がはじまる。
↓
20:30 全種類薬を飲む。だんだん痛みが出てくる。どくどく痛む感じ。耐えられる痛み。
↓
リビングでうたた寝。お風呂は湯船はやめてシャワーだけ。
軽くハミガキ。いつものようなうがいはやめて、口の中に水を泳がせるくらいな感じでゆすぐ。
↓
深夜1:30 痛み止めと胃薬を飲んで就寝。
歯が痛くて寝れないのは勘弁だったので、薬を飲んでから寝ました。
前回飲んでから5時間は経過していたので自己判断で。
あとから分かったんですが寝る直前の服用は避けてください…との記述がネットにありました^^;
大丈夫だったけどマネしないでくださいね(汗)
翌朝 歯は全然痛くない。顔も腫れてない!
ネットで「痛すぎて寝れなかった」とか「顔が食パンマンみたいになった」などの声があったけど、わたしは全然そんなことなかったです。
やっぱり個人差があるんだなと思いました!
まとめ
始まるまではとにかく恐怖!恐怖!だったんですが、終わってしまえば全然大丈夫でした。痛みもほぼほぼなかったですし。
わたしはあともう1回左側の親知らずを抜歯しないといけないので、今回書いた記事の内容をもう一度繰り返してきます。
でも今は全然怖くない。慣れってすごいですね…笑
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